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〜 2012年の日記 〜

 

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30/Dec/2012
投稿者:松田"Cozy"七瀬(管理者)

 

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 PCのモニタを買い換えた。

 

 三日前のことだが、いつものようにPCに向かっていると何やら嗅ぎ慣れない臭い(焦げ臭さ)を感じたので臭いの発生源を探ってみると、何とモニタ(三菱・RDS171H)からだったのである。
 PC本体は現在二代目だがモニタは初代PC付属のものを使い続けていたため、初代PC購入の2001年初頭から数えて実に12年弱も稼働し続けたことになる。
 表面的な清掃は定期的にしてきたが、それだけでは取り切れない通気孔から入り込んだ塵が12年の間に堆積し、それらが過熱したのが原因だろうか。焦げ臭さについては急遽電源を切って冷却することで解決したが、冷却後に再度起動してみると何やら画面の様子がおかしい。写真や絵を見る分にはあまり気にならないのだが、文字がやけにぼやけて見える。どうやらモニタ内部の過熱により、ブラウン管が変質(?)してしまったようだ。

 画面の表示に異常がなければ長時間の連続使用を避けるなどして使い続ける選択もありえたが、異常が発生して直らなくなってしまった以上仕方ない、ということで急遽買い換えることにしたのである。
 本当は店頭で買いたかったのだが、このところ度重なる悪天候によって降り積もった雪の影響で慢性的な交通渋滞が恒常化していたため、店に出向くことは諦めて通販を利用することにした。

 

 購入したのはASUSのPA248Q。選んだ決め手は値段・サイズ・解像度のバランスである。異常発生の翌日に発注し、二日経った今日の昼過ぎに届いた。

 実際に稼働を始めての第一印象は「……でかっ!?」である。……まあ(アスペクト比)4:3の17インチから16:10の24.1インチに置き換わったのだから当然といえば当然か。
 あと気になったのは液晶の画面表示に対する違和感である。今までCRTの画面ばかり見続け、液晶の画面に馴染みがなかったからかもしれないが、何となく画像の表示に粗が目立つように感じてならない。また今までモニタに紫外線除去フィルタを装着していたからか、新しいモニタの画面が眩しくて仕方がない。まあこれらの違和感は調整次第で何とか低減出来るかもしれないが、それにしても調整の面倒なこと……。特に画面右にあるスイッチの、一番上にあるジョイスティック(?)の操作。上下と右はともかく、左に動かすのにはコツが必要で……(苦笑)。

 

 モニタ買い換えの顛末については以上。ついでに良い機会なので、このサイトの運営の作業環境を晒してみる。

           

 モニタが置き換わったことで、キーボードを除く全てのパーツが一度は置き換わったことになった(実際にはキーボードも現PC購入当初に一度置き換わって(現PCに付属)いるのだが、不慮の事故(水を被った)により正常に作動しなくなったため、仕方なく初代のものに戻した経緯がある(苦笑))。

 ちなみに本体のDVDドライブとFDドライブは、初代PCから移植したものである。FDドライブがむき出しになっているのは、内蔵型FDドライブだったため(前面に)付けるカバーがなかったのが原因である。

 

 プリンタ横にあるいちごフーセンガムの箱は、本来の中身を食べ尽くした後はアメちゃんBOX(飴以外のものが入ることもあるが)として使用している。

     

 右の画像は韓国のおこげ飴(「ヌルンジサタン」と言うものらしい)。父の実家の主である伯母が行きつけの韓国料理店からごっそり貰って来るらしく、その縁でウチにもよくかなりの数が回ってくる。
 初めて口にした時は「何じゃこりゃ!?」という感想だったが、慣れると結構病み付きになる、というかそうならなければ在庫を捌ききれなかったりwww

 

 ……最後になりましたが初代モニタさん、約12年もの間どうもありがとうございました。

 



17/Nov/2012
投稿者:刹那(副管理&イラスト担当)

 

 イベントは先週終わったのですが、乙カレ日記を今書き込んでます。

 

 いつもの100円の薄っぺらいコピ本だったですけど、オンリーイベントだから知り合いに渡す分を除いては全て完売できました。

 今回のはわざとディフォルメな感じにしたから受けがよかったのかな?
 久しぶりにスケブ描いたり、見知らぬ方から駄菓子の差し入れを頂いたりして、
 しかもメロン(ブックス)の同人誌を下見にきてる方からオフセ本の委託等の紹介で名刺を頂いたり良い感触を得た日でもありました。
 ようやく自分の絵が見えてきたような気がします。

 おいしゅうございました。ありがとうございますm(_ _)m

 

 帰りはいつもの知り合いと何故か京アニショップ寄って「中ニ病でも恋がしたい」の原作本(ラノベ)を買ってしまった。
 ラノベなんて生まれて初めて買ったわ。
 アニメと原作とでは展開や登場人物や設定などが大きく違うんですね。
 しかしショップ自体は製作会社の中でやっているせいかまるで直売所のような雰囲気がありますね。レジ奥は制作デスクがあって「けいおん!」の設定画が貼ってあった。

 

 どうでもいいですがモバマスのアイドル神崎蘭子と「中ニ病〜」のヒロイン小鳥遊六花って、中の人とキャラ同士の設定(中ニ病)がほぼ同じなんでついついコラボ絵にしてしまいますwww

 

 つづいて次回の参加予定ですが来年のコミトレではなくて再びオンリーイベントです。
 2月17日大阪の「シンデレラ☆ステージ」に参加予定です。

 宜しくお願いします。

 



11/Nov/2012
投稿者:刹那(副管理&イラスト担当)

 

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 ギリギリになりましたが、今日イベントで配布する新刊の表紙(完成版)です。

 

 

 イベントにお越しの方は、是非とも当サークルスペース(グルービー6)にお立ち寄り下さい。
 どうかよろしくお願いします。

 



06/Nov/2012
投稿者:刹那(副管理&イラスト担当)

 

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 おまたせしました〜

 毎回こんな時しか書き込んでませんが、まあWindows8が発売されたおかげで、
 当面準備だとかその間多忙で、全然手が付けられませんでしたorz

 

 そんなわけで今回(またまたカラフルマスター)の新刊です。

 

 

 タイトル文字が間に合わず原稿そのまま載せております。

 「モバマスの薄い本2」 16P 200円 10P 100円 コピー

 今回もコピ本です。つうか当分多めに描くのも難しいッス(;´Д`)

 サークル情報については既に載せて頂いてる通りですので。

 

 

 



03/Sep/2012
投稿者:刹那(副管理&イラスト担当)

 

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 こみ☆トレ行ってきました。

 

 

 もう1年ぶりくらいの参加です。
 今回本作るだけでやっとだったのでろくなディスプレイはおろか内容も薄っぺらい感じですた。
 去年ぐらいから4〜5号館まで拡大して広くなったものだから挨拶行くのも行列が出来てて移動も大変ですわ(´・_・`)

 キリが良いとこで早々に撤収して夕方くらいに打ち上げして終わりました。
 久々なんで楽しかったです。

 

 ついでに次回の参加予定も決まりましたのでここで告知を

 11月11日『またまたカラフルマスター(「勧業祭2012」内)』
 京都市でのアイマスオンリーに出る予定です。

 宜しくお願いします。

 



31/Aug/2012
投稿者:刹那(副管理&イラスト担当)

 

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 すみませんいきなりで告知のみですが。

 

 遅くなってしまって申し訳ありません

 9月2日(日)こみっく★トレジャー久しぶりに参加します。
「アイドルマスターシンデレラガールズ」(略してモバマス)本です。
 ろくに時間取れなくてまたコピー本ですごめんなさい
 サンプルとかはスキャナが壊れてしまって画像はありませんごめんなさい

 

 タイトル「モバマスの(ほぼパッション)本」
 突発で描いたから10Pほども無いので無料配布 100円になります。

 

 インテックス大阪5号館 トー15a「尼崎奉行所」です  よろしくお願いします。

 

 ※ 同人活動のページも併せてご覧下さい。

 

 サークルカットのみup(↓)

 



18/Aug/2012
投稿者:松田"Cozy"七瀬(管理者)

 

 またまた久しぶりの日記である。

 

 今朝、毎年やり取りしている人に宛てた残暑見舞いを出してきた。昨年はもっと早くに暑中見舞いとして出していたので、今年はかなり遅い発送となった。

 残暑、とはいうものの今年の札幌は、本当に暑いと感じる日(……というか涼の取りようのない日)となると去年以前と比べるとかなり少ない気がする。この時期もっとも不快な場所は決まって自宅(エアコンがないので)なのだが、今年に限っては空気が澱んで不快、ということは少ない。こんな年は何年振りだろうか。こんな日がずっと続けばいいなと願いつつ昨日は葉書に筆を走らせていたわけだが、今日はさっそくウェットな空気であまり快適ではなかったり(苦笑)。

 

 話は変わるが、きのう残暑見舞いを書いている時に、その翌日である今日がストライクウィッチーズの芳佳とサーニャの誕生日であることを思い出した。そして同時に、今年からは祝いの対象がもう一人増えることも。
 それに関連してネタを思いついたので残暑見舞いの文面に盛り込もうかと思ったのだが、葉書のスペースの都合上断念した(ぉ)。……なのでこの場を借りて謎掛けを一つ紹介することにする。

 

     「暑くない夏」とかけて

          「ストライクウィッチーズ劇場版の新キャラ」と解く。

      その心は……、

      どちらも「静かな夏」でしょう。

 

 以上「(暑さ的な意味で)静かな夏」と「服部静夏」を掛けてみました。
 ……つまらないですよね。お目汚し失礼致しました(ぉ)。

 ……というわけで芳佳ちゃん、サーニャちゃん、静夏ちゃん、三人ともお誕生日オメデト〜(ドンドンパフパフ!!/←古っ!(ぉ))

 

 ちなみに、4日後はこのサイトの開設11周年の記念日です(そしてその前日は(けいおん!)りっちゃん隊員の誕生日www)。
 特に当日何をするでもありませんが、これからも弊サイトを宜しくお願い申し上げます。

 

−後日(2013年1月29日)追記−

 この日記がUPされた時点ではそれほど暑い日がなかったのですが、UPの二日後辺りから一転して暑い日が続くようになりました。
 ただそれだけで別にオチも何もありませんが、とりあえず誤解を避けるために追記した次第です(苦笑)。

 



01/May/2012
投稿者:刹那(副管理&イラスト担当)

 

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 どうもお久しぶりです(´∀`;)

 忘れ去られた副管理人です。

 

 戦場は落ち着くどころかさらに激しさを増すばかり
 そして次々と倒れていく仲間達・・・
 数少ない兵士を癒すのはただ・・・スタミナドリンクのみ、ゲフッゲフッ!!

 アッーーーーー!
 職場があまり落ち着かず描く時間もじっくりとなんてできやしねえ・・・(;゚Д゚)

 

 それは置いといて

 久々にサークル活動やるぞ!
 サークル名変更しました。『尼崎奉行所』です。
 6月のコミコミに向けて執筆中です。間に合えば、まあ後ろ向きに頑張ります。(n‘∀‘)η

 

 最近アイドルマスターシンデレラガールズ(通称モバマス)にハマっててそっちの本作るかも、知り合いに招待されたのが運の尽き・・・消極的な僕が今じゃあすっかり立派な課金兵になりました。
 パッションの城ヶ崎姉妹とか十時んとかもうε=(・д・`*)ハァ…可愛すぎるだろ

 

 



01/May/2012
投稿者:松田"Cozy"七瀬(管理者)

 

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 今回は昨日に引き続き、先月11日の映画レポを。

 

 

【 SPEC 〜天〜 】

 


      [ 1 ]

 

 まず予備知識の程度だが、一応TV版の「翔」を含む全話を見てから劇場版鑑賞に臨んだ。ただし連続ドラマ版を見たのは先月の再放送が初めてであるため、ストライクウィッチーズ同様に知識の付け焼き刃感は否めない。少なくともTV版に登場した人物については全て把握していたため内容への集中を阻まれることはなかったが、いかんせん内容が難解であるため、(TV版を見ることなく)いきなり劇場版、というのは(楽しめるか否か)かなり危険な賭けとなるだろう。

 

 ……さて内容。本編全体を概観しての印象は、

(ストライクウィッチーズのエイラ風に)こりゃ完全に瀬文の見本市ダナ (・×・) 」 ……というものであった。未詳の机の上でのジオラマ作りを当麻に邪魔されてマジ切れしたり、暑さのあまり防災頭巾を被ってたり、潤に「パパ」と声をかけられ「……俺の隠し子か?」とセルフツッコミしてたり、マダム陽めがけ銃を投げ飛ばし「アイスラッガー!」と叫んだりとか、両足ギプス状態で速く移動するために樽に入って転がってみたりetc……。

 TV版に比べギャグ要員としての側面が強化されていて、先に列挙した様子はいずれもついつい笑ってしまいそうになるものばかりだが、そのような風にあっても格好良さを失わないところが瀬文(加瀬?)クオリティ。……というかそれが実は瀬文の持つスペックなんだったりして(笑)。

 凍死寸前にされても気合いで動いたり(強引に靴を脱いで血まみれの足が露出したシーンはさすがに痛かった/爆)、果ては銃弾を浴びても死ななかったり。……本当(瀬文に)スペックがあろうとなかろうと、あの世界の最強超人はどのスペックホルダーでもない、瀬文だ!、……と断じたところで誰も文句はつけられまい(ぉ)。

 ……とまぁ、こんな書き方をすると瀬文が単なるネタキャラにしか見えなくなってしまいかねないので堅めの感想を書き足すならば、TVCMにも出てくる警視庁舎屋上で当麻と銃を向け合っているシーン。当麻の発砲に物怖じすることなく当麻に近づくシーンは圧巻だった。当麻の撃った弾をモロに喰らうはずがない、という先入観があったことは否定できないが、そもそも発砲に動じなかったのは当麻を信頼していたから。つまりこのシーンは当麻が瀬文にとって大事なバディ(相棒)なのだ、ということを端的に表しているのである。
 ……そして当麻に近づき、暴走を殴って止めた後で「俺にお前は撃てない」と一言。この上なく格好良いではないか。

 

 長々と瀬文のことばかり書いたが、勿論輝いていたのは瀬文だけではない。今の私の感性では書いたところで他所のレポの二番煎じにしかならないと思うので代表的なシーンのレポについては他の方々に任せるとして、個人的に印象に残ったシーンについて幾つか箇条書きで記そうと思う。

 

1.青池里子 VS マダム陽&陰

 栗山千明演じる里子のガンアクション、当麻が「キルビル!」と呼んだだけあって大変美しかったと思う。

2.津田(宗家)が歴代影武者たちの写真を並べているところ

 『「津田」「津田」「津田」……』がシュールすぎてウケる。しかしループおやじを撃破するためとはいえあっけなく自爆するとは……、実は自爆したのも影武者だったりして?(汗)

3.御前会議(の影武者)メンバーの女性(戸田恵子)の台詞

 「フジテレビしか見ない」発言をした時、SPECと同じTBSで放送した「弁護士のくず」最終回のワンシーンを思い出した(九頭が「七人の女弁護士」に出たかったと言っていたシーン)。

4.青池&宮野による美鈴の取り調べシーン

 美鈴が韓ドラにはまっていたなんて。……しっかし、(証拠物件のDVD-BOXが)冬ソナかよ。……ってかチャングムにしろよ(←サトリ風に / 笑)。

5.伊藤淳史が本人役な件について

 何のための本人役だったのだろうか……(汗)。

6.最初と最後に登場する雅の格好について

 ……MMM( Miyabi-chan ・ Maji ・ Maetel (雅ちゃん・マジ・メーテル) / 笑 )。

 

 レポ終了。内容が難解ゆえ咀嚼に手間取ったが(レポのUPに半月以上かかったのはこれが最大の原因/ぉ)、結果として私は結構楽しめた。本編の最後の最後で思わせぶりに予告していたが「欠(?)」はどんな内容になるのだろうか。白スーツの男(向井理だよな多分)とどんな戦いを見せるのか楽しみだ。

 

  
      [ 2 ]                [ 3 ]

 

【 画像解説 】

  [ 1 ] : SPECのパンフの裏表紙
  [ 2 ][ 3 ]: 劇場の入口横に展示されていた衣装

 



30/Apr/2012
投稿者:松田"Cozy"七瀬(管理者)

 

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        [ 1 ]

 

 前回書いたとおり、去る11日に『ストライクウィッチーズ劇場版』と『劇場版 SPEC〜天〜』を観た。
 内容の咀嚼に手間取ったためにかなり遅くなったが、さっそく二作についてレポートする。

 余談だが一日に複数本の映画を観るのは初めての経験で、尚且つここ数年、同じ体勢で一時間以上座り続ける機会が乏しい(それこそ最近では『映画けいおん!』を観た時くらい)こともあってか、二本とも見終わった後しばらく(その日一日)腰が痛かった(苦笑)。

 

 

【 ストライクウィッチーズ 】

 


        [ 2 ]

 

 予備知識の範囲は前回書いたとおり、TV版の第一期第三話・四話を除く全話のみであるが、DVDを借りていた一週間の内の限られた時間内でしか反復鑑賞できなかったため、付け焼き刃の知識である感は否めない。
 他のメディアミックス群には一切触れていないため、基本的にキャラクタに関しては501統合戦闘航空団の11人と、第二期第十話に登場したマルセイユくらいしかわからない。そのため上映が始まるまで(ストーリーに集中出来るかどうか)不安だったが、それは辛うじて杞憂に終わった。これでもし501以外のメンバーがストーリーに深く関わっていたら消化不良になったかもしれないが。

 結論から云うと、とりあえずTV版さえ見ておけば少なくとも内容への意識集中を妨げることはまずないと思われる。 かなりの大人数を100分弱という尺の中で充分に動かさなくてはならない制約からかキャラによって描写の濃度に大きな差があることは否めないが、肝心要の戦闘を含むアクションシーンは劇場版の強みを活かした大迫力で、尚且つこの作品のアイデンティティ(要するにズボン / 笑)をアピールすることも忘れていない。何が言いたいかというと、劇場に足を運んで観る価値は十二分にある、ということだ。

 

 今作を観るにあたって注目したのは、主人公である芳佳の行く末だった。なぜなら芳佳はTV版第二期最終話で魔法力を喪失してしまっているため、普通に考えればネウロイと戦うことはもうほぼ不可能だからだ。そんな身で主人公としての存在感を保てるのか、そこが主な注目点であった。

 事前に予想した結末は「魔法力を持たないままでも何とかネウロイと戦えることを示す」か、あるいは「何らかのきっかけで魔法力を取り戻す」かのどちらかになる、というものだったが、結果はその両方となった。芳佳に魔法力が戻ったことは賛否両論を呼びそうだが、取り戻すに至る経緯は充分納得のいくものだと思った。……もっとも、個人的には芳佳が生身でネウロイと戦いやっとの思いで撃破するシーンがこの上なく痛快だったため、魔法力を取り戻した時には少々惜しい気もしたが(汗)。

 とにもかくにも芳佳はウィッチとして完全復活を遂げ、更には501も再々結成となったわけだが、芳佳の留学の件は今後どうなるのだろう。あと静夏は今後501に加わったりするのだろうか。TV版第三期かどうかはわからないが今後続編があるようなので、どのような展開になっていくのか気になるところである。

 

 大まかな感想は以上。続いてその他の印象に残ったシーンや事柄について、箇条書き形式で記して終わりにする。

 

1.シャーリー&フランチェスカ、赤ズボン隊の活躍

 ヴェネツィアにネウロイが出現した時の、(元501と504という)所属の垣根を越えての連携プレーが織りなす戦闘シーンの美しさは今作随一だと思う。赤ズボントリオも、ストライカーユニットが手元にない中で実に良い仕事をした。このシーンは冒頭でハイデマリーが一人でネウロイを撃破したシーンと合わせて、今作では501メンバー以外のウィッチもちゃんと大切に扱われている(ちゃんと見せ場を与えられている)んだな、ということを印象づける良いシーンだった。
 それとネウロイ襲来前の、ゴンドラレースの事故で負傷したフランチェスカをフェルナンディアが魔法で治療するシーン。芳佳の治癒魔法と比べて「ムズムズする」って……、魔法による治療でも繊細なやり方と雑なやり方があるのか、と意外に思った(ぉ)。

2.ペリーヌが『大長編のび太』になっている件

 501の基地内では不遇な扱いのペリーヌも、帰国すると溌剌としたキャリアウーマン風に大変身。中でも夜の屋敷バルコニーで、静夏に芳佳の501時代のことを切々と語る姿は大変眩しかった。それこそ『昼間のパパ』の如く。
 曲をご存知の方はぜひ歌詞の『昼間のパパ』の部分を『祖国(くに)でのペリーヌ』に置き換えて歌うべし。……ちなみに最後の方をどう歌うかはお任せします(ぉ)。

3.芳佳の白衣を作ったリーネの手

 芳佳に手渡した時には傷だらけだったが、前日はそんな風じゃなかったような。こしらえに一ヶ月もかかったはずなのに……。

4.エイラとサーニャの扱い

 二人の絡み(いわゆる『エイラーニャ』)が好きな人向けのサービスカットこそあるものの、全般的に押し出しが弱い感は否めない。ペテルブルグを発つ場面ではニパに、終盤は(特にサーニャが)ハイデマリーに見せ場を食われていたような。

5.トゥルーデの姉馬鹿っ振り

 乗り気じゃない偵察任務を回避しようと「観測班のミス」云々と理屈をこねるも、付近の道を芳佳が通る予定だと知るや一転、喜び勇んで出動してしまうトゥルーデ。まさにT・M・A(Trude・Maji・Anebaka(トゥルーデ・マジ・姉バカ))である(ぉ)。
 それにしてもハイデマリーの「宮藤さんって〜」という問いに対するミーナの回答といいエーリカの悪ノリといい、芳佳がトゥルーデの『妹』というのは既に501公認の既成事実のようで(笑)。

6.エーリカの見せ場

 劇場版でも相変わらずフリーダムなエーリカだが、チョコレートを食べ『元気百倍!ハルトマン』なシーンは眼福モノだった。やるときは徹底してやる子だということはTV版を見てわかっていたが、前述のシーンはそんなエーリカの特徴をより顕著に表していると思った。
 ……ところで前の日記にトゥルーデが一番と書いたが、ここに来てエーリカの株が急上昇。もしかするとTV第二期第七話に嵌った要因となったシーンはトゥルーデが叩かれるところではなくエーリカが叩くところだったのかも……。

7.芳佳のドラテクが凄い件

 ネウロイから集落を守るべく車を走らせた芳佳だが、一体いつ車の運転を習ったのだろう。仮に火事場のクソ力としてもあのドラテクはトラックをぶん回すシャーリーと遜色ないレベルなのだが……(汗)。

8.美緒の登場シーン

 ……なぜああも都合良く芳佳に震電を差し入れることが出来たんだ?、というツッコミはさておき、最後の最後で颯爽と現れた美緒はまさにホワイトナイトの如し。
 魔法力を喪失したためストライカーユニットではなく普通の戦闘機で空を飛び、更に魔眼を隠す必要がなくなったので眼帯もなし。これら以前と違う姿は、美緒が今まさに第二の人生を生きていることを象徴しているようで感慨深い。

 

 

 ストライクウィッチーズ劇場版のレポ終了。長くなったのでSPECについては明日付でUPします。

 

【 画像解説 】

  [ 1 ]: 今回観た二作のパンフ表紙と半券の図
  [ 2 ]: ストライクウィッチーズのパンフ表紙と、綴じ込みピンナップの右半分

 



05/Apr/2012
投稿者:松田"Cozy"七瀬(管理者)

 

(※画像クリックで拡大します

 

 劇場版ストライクウィッチーズ(以下"SW")の上映が始まって三週間が経とうとしているが、遅ればせながらようやく観に行くための準備が整うに至った(TV版を見た)。
 TV版は第一期・二期共こちらの地上波では放送されなかったため、恥ずかしながら今までは、芳佳を含むウィッチたちがストライカーユニットなるものを着用して空中戦を行う、くらいの認識しか持っていなかった。さすがにその程度の認識で劇場版を観に行くのは不安だったので、せめてTV版の内容くらい把握してから行こうと思っていたのだが、間の悪いことに近所のレンタルショップではなぜか第一期の第一巻だけ常時レンタル中だったため、先週になってようやく見始められたのである。……もっとも、一期の一巻が借りられた時には二巻が破損のために借りられなくなっていたので、一期の三話と四話だけは未だに見られていないのだが(苦笑)。

 

 正直なところ劇場版の存在を知るまでSWには特に興味がなかったのだが、DVDを見てからは一転、すっかりSWに嵌ってしまった。DVDを借りている間に一番繰り返し見たのは第二期の第七話(フランチェスカが捕獲したネウロイの核をミーナが撃破した話/爆)で、あとキャラクタの中ではトゥルーデお姉ちゃんが一番のお気に入りになった(笑)。
 本当は昨日劇場版を観に行こうと思っていたのだが、爆弾低気圧による天候不良で交通の便に不安があったのに加え、今週末から「SPEC〜天〜」も始まるため、来週水曜(メンズデー)に二本まとめて観に行くことにした。今から来週水曜が楽しみだ。

 

 

【 おまけ 】

 

 今更ではあるが、「映画けいおん!」関連の話。

 

 1/18付の日記で「札幌での上映終了直前にもう一度くらい観に行くかも」と書いたが、最終的に以下のような結果になった。

 

 

 一度どころか、それより二度も多く観てしまった。
 ……というのも、1/23(月)の朝に新聞の映画情報欄を確認していたら27日までと書かれていたため、先の日記での予告どおり27日に観に行くことにしたのだが、二日前にあたる25日に映画館のサイトを確認(次週のスケジュールは毎週水曜に発表されるため)したところ、何と1/28以降も上映が継続されることになっていたのである。
 観に行く直前に延長が判明したため、それなら観に行くのはまだ先でいいなと考えたのだが、念のため1/27の上映で使用される映写室を確かめてみると、何と12室ある中で一番大きなところ(当然スクリーンも一番大きい)だったために気が変わって急遽観に行くことにし、その四度目の鑑賞をきっかけに、もう一度メモリアルフィルムGETに挑戦しようと考えを改めるに至ったのである。その結果が上の画像のとおり。……途中フィルムの在庫が切れたため一時はどうなるかと思ったが、再入荷されてよかったよかった(汗)。

 ……で、六度目の鑑賞時に入手したフィルムがこれ(↓)。

 

 

 劇中序盤の、唯が残していった目印(笑)を梓が拾い歩く途中のシーンだったろうか。
 一枚目の時もそうだったが、帰宅して中身を確認するまで何が出るかドキドキものだった。結果として大当たりでも大外れでもなかったが、まあある意味貴重な体験が出来て良かったと思う。

 

 あとついでに、五度目(2/1)と六度目(2/25)の際に貰ったポストカードの裏表の画像をUPしておく。

  

  

 

 

P.S.

 (先月19日で)今のHNになってまる一年になったから、というわけではないが、この度リンクページの再編を行った。
 ここ数年、新たに登録したサイトの数よりも、閉鎖等で削除したリンクの数の方が多い、という状態が続いており、結果カテゴリによってはリンクの数が激減してしまったため、思い切ってリンクカテゴリの統廃合を行った次第である。

 



19/Jan/2012
投稿者:松田"Cozy"七瀬(管理者)

 

(※画像クリックで拡大します

 

 前回最後の告知どおり、きのう時間的・気力的な都合で準備しきれなかった『 映画けいおん! 』鑑賞に関連した画像の残りをUPする。

 

 まずは今回手に入れたメモリアルフィルムの画像を。

 

    
[ 1 ]               [ 2 ]               [ 3 ]

  [ 1 ]: 12日の鑑賞時に入手したメモリアルフィルム
  [ 2 ]: 三回分の半券が貼られたリピートポイントシート
  [ 3 ]: メモリアルフィルムのアップ(この画像のみスキャナで取り込み。クリックで全体像表示)

 

 

 次は一回目の鑑賞時(12/16)に撮影した、ユナイテッドシネマ札幌に特設された「 映画けいおん! 公開記念カフェ 」の模様。
 当初は即日UPするつもりで撮影したが、あまりに写りが汚かった(ぶれすぎ)ためお蔵入りにしてしまっていた。しかし今回考えた末、写りがましなものだけUPすることにした次第だ。

 

     
[ 4 ]               [ 5 ]               [ 6 ]

  [ 4 ]〜[ 6 ]: カフェの入り口とそのアップ

     ※ [ 5 ] と [ 6 ] は別の日に撮り直したものを載せています。

 

  
[ 7 ]             [ 8 ]

  [ 7 ][ 8 ]: カフェのメニューより 「 律の元気いっぱい 完熟マンゴー烏龍 」
          5つあるメニューの中で唯一の紅茶以外の飲み物である。
          ちなみに私、マンゴー紅茶は飲んだことがあるが、烏龍茶のは初めてだった。
          チラシの紹介にもあったが、確かに紅茶のそれと比べてすっきりとした後味で飲みやすかった。

 

    
[ 9 ]             [ 10 ]             [ 11 ]
    
[ 12 ]             [ 13 ]             [ 14 ]

  [ 9 ]〜[ 14 ]: 入口裏に展示されていた、劇中シーンのパネル全部。

 

 

 最後に、けいおんとは全く関係ないが、二度目の日(12/28)に撮った写真をついでに。

 

  
[ 15 ]             [ 16 ]

  [ 15 ]: 劇場を出て大通方向へ歩いている途中、地下歩行空間で見かけたジャズバンドの演奏風景
       ちなみに撮影したのは18時前後で、これはリハーサルの様子。
  [ 16 ]: [ 15 ] のステージの詳細

 


18/Jan/2012
投稿者:松田"Cozy"七瀬(管理者)

 

(※画像クリックで拡大します

 


13日までの限定で掲出されていたお正月ポスター

 

 前回の最後で触れたとおり、12日に『 映画けいおん! 』を三たび観に行ってきた。
 前回は主にストーリーや全体の流れに対する感想を述べたので、今回は特に印象に残ったシーンの感想や、二度目・三度目の鑑賞で気付いたことなどをレポートしたい。

 

 

 今回はシーン別のレポートなので、以下、箇条書きで記す。

 

1.冒頭のデスデビルごっこのシーン

 観る度に新たな発見が、という点において一番印象的なシーンはやはりこのシーンだろうか。
 一回目の鑑賞では恥ずかしながら、梓がラジカセに手をかけるまでエア演奏だとは気づかずただ「(その直前の四人のやりとりの中で)なぜ澪の口調が棒読み?」くらいにしか感じなかったのが、二度目の時によく四人の動きを観察してみると、なるほど確かにエア演奏だな、と感じた。
 最もわかりやすかったのは律で、明らかに叩いている音よりもラジカセから出ている音の方が多いのだ。……というかそもそもこの曲のドラムにはツーバスが必要であり、ワンバスでしかもツインペダル仕様ではないドラムセットで叩くのはまず無理なのであった(苦笑)。
 あと、これは三度目の時に気づいたことだが、紬のキーボードの真空管が光っていない、つまり電源が入っていなかった。ちなみにそれはギターとベースのアンプも同じだった。

 余談だが二度目の鑑賞の時、律のババ発言で梓がババ抜きを提案し、それを受けた唯がシリアスな表情のまま「……後で、やろうね」と言った瞬間、場内で一斉に笑いが湧き起こった。ちなみにこの後、旅行の行き先抽選時の唯の「ヨーロッパ仮面」のシーンでも再び場内が笑いに包まれた。私が観に行った回で、場内から笑いが湧き起こったのは二回目の時だけである。

 

2.唯が自宅で、梓のことで憂に尋ねているシーン

 このシーンは特に何てことはない。単に唯がみかんをいじくる、その音に感動したというだけのことだが、特にみかんに指を突き刺す時の「ブジュッ」という音は最高だ。この辺の芸の細かさが映画の高品質を支えているのだろうな、と素人ながらに感心してしまった。
 ちなみにこの音に気づいたのは二度目の鑑賞時である。一度目は指を突き刺す瞬間にこそ気づいたものの、音にまでは気が回らなかった。二度目で突き刺す音に、三度目でその前の、みかんを転がす音に気がついた次第だ。ついでに云えば、終盤に梓が卓球台の上でピンポン球を転がす時の音にも三度目で気づいた。

 

3.ヒースロー空港に到着し、タクシーに乗る前の唯と澪

 唯の「ロンドンの空!」「ロンドンのタクシー!」「ロンドンの英語!」「ロンドンにいる――私たち!」の声に合わせてカメラのシャッターを切る澪。
 今まで唯と律(※1)、唯と紬(※2)での掛け合いのシーンはあったが、唯と澪が一緒になってはしゃぐシーンというのは見ていて新鮮な気分だった。

   ※1 TV版第一期の海での合宿時など
   ※2 第二期六話の美容室&新婚ごっこ等

 ちなみに、今回手に入れたメモリアルフィルムに写っていたのはこのシーン。

 

4.ロンドンの地下鉄で、梓が靴擦れの痛みを訴えるシーン

 一度目の鑑賞の時、ちょうど私も靴擦れを起こしていたので「うんうん、痛いよなぁ〜」という感じでついつい頷いた。 しかし靴擦れを起こしたから新しい靴を、という発想はなかったので「おいおいそれよりもまずは手当てだろう」と思ってしまった。
 でも「新しい靴を買いに行こう」という唯の提案に梓が遠慮するのを見て、咄嗟に澪が「じゃあここ行きたい」とフォローするシーンは、繊細な澪らしい気遣いが見える良いシーンだったと思う。

 

5.寿司屋での演奏後、店の前に佇んでいるシーン

 荷物から離れた状態で座り込んで大丈夫なのだろうか。よくもまあ置き引きに遭わなかったものだ(苦笑)。

 

6.二日目の市内観光シーン

 唯がトイレから出てきて「助かったねー」と言っているシーンがあるが、この「助かったねー」の意味、女子トイレが掃除中でやむなく男子トイレを使用していたのだと気付いたのは三回目の鑑賞時だった。……ではそれまでどういう意味だと思っていたのかというと、公園で犬のふん回収BOXに知らずに手を突っ込み、手を洗える場所を探し回ってようやく洗えて「助かった」のだと思っていたのである(爆)。……でもそれだと公園のシーンとトイレのシーンの間にある衛兵と記念撮影をしているシーン、唯は洗っていない手を梓の肩に置いていたことになってしまうのだが(ぉ)。

 あとアビイ・ロードの横断シーン、澪が行きたがった場所だけに割とあっさり済んでしまったのは意外だった。

 

 

 他にも挙げればキリがないが、現段階で(ある程度)自分の言葉で語れるのはこのくらいだ。まあ感想と言っても大したことないし、この程度の感想文なら(ネット上の)他所にも掃いて捨てるほど転がっていると思うが(汗)。

 

 一応三回観てメモリアルフィルムも手に入れたので、当初の目的は果たした。それにしても一昨年の『涼宮ハルヒの消失』のリピーターキャンペーンは二回鑑賞だったのに、今回はそれよりも一回多い三回ごと。当初こそ「最低三回は観ろだなんて良くもまあ阿漕な商売を」と思ったが、実際に観てみるとあまりの内容の濃さに一回観ただけでは消化しきれずもう一度観たくなった。私は三回しか観ていないが、観る度に新しい発見があって退屈しなかったので、少なくともリピーターキャンペーン「のみ」に関しては阿漕という言葉を取り消そうと思う。

 今後また観に行くかどうかは未定だが、もしかすると札幌での上映終了直前にもう一度くらい観に行くかも。

 

 ※ メモリアルフィルム等の画像は明日UPします。

 



11/Jan/2012
投稿者:松田"Cozy"七瀬(管理者)

 

(※画像クリックで拡大します

 


パンフとリピーターキャンペーンの台紙

 

 少し遅くなったが、昨年暮れに二度観に行ってきた『 映画けいおん!(以下「けいおん」)』のレポをここに記す。

 

 ちなみに私は、けいおんの少なくともTV版は全話鑑賞済み(未放映話を含む。原作には未読回がいくつかあり)であるため、原作・TV共に未鑑賞の人がいきなり映画に触れた場合にどれほど見難いものになるかについては残念ながら解りかねる。尤も予備知識がない人であっても、深く考えさえしなければ内容的に退屈はしないと思うので、これから(小さい子供等の)付き添い等で観に行く予定のある人には「別に身構えることはない」と胸を張って勧める自信はある。

 一応、何も知らないで観るのは不安なので付け焼き刃でもTV版を見ておきたい、という人のために最低限の話数をリストアップするならば、

   第一期:1、2、3、5、6、8、9、10、11、12、13、14
   第二期:2、3、6、7、9、10、17、18、19、20、22、24、27

……といった感じか。時間にして約半日。今からだと地域によっては急いで頭に詰め込まないと上映最終日に間に合わないかも……(汗)。
 ……なので何も知らずに観に行かれる方、気にせず観に行ってきて下さい(ぉ)。

 

 あと、私が観に行った回の混雑状況だが、一回目(12/16)は朝一番の上映で閑散(混雑率50%程度)としており、対して二度目(12/28)はほぼ満員という状況だった。特に二度目の際に驚いたのは、観客の中に親同伴の小学生の姿がちらほら見られたことである。けいおんのTV版が始まってから、原作連載誌の購入者に小学生が急増したという話を見聞きはしていたが、まさにその情報を実際に肌で感じた格好だ。

 

 前置きはこのくらいにして、大雑把ではあるが感想を書きたい。

 

 

 いきなり後半部の話になるが、本編を観ていて一番胸を打たれたシーンは、唯たち5人がロンドンから帰国後に教室で行ったゲリラライブのシーンだった。
 私が間もなく32歳になる身だからというせいもあるかもしれないが、ライブの実行のため一致団結して張り切る生徒たちの姿よりも、むしろ体制側であるさわ子の機転や行動力、そして同じく体制側にいる堀込(先生)の「自分の立場を貫きつつ」見せる寛大さにより強く心を揺さぶられるのである。特に堀込が信代(唯に進路を聞かれて家業の酒屋を継ぐと答えた子)に教室へ引きずり込まれてから見せた独特の柔和な表情にはグッと来るものがあった。
 更に外せないのは、生徒の中で一番体制側に近いはずの和が率先して早朝ゲリラライブを指揮していた点である。私も高校時代に学級委員長をやっていたのだが、ここまで柔軟な性格ではなかったので、当時の私と比べてみて和が眩しく見えた。
 きのう地元FM局の番組で『もしタイムマシンで過去に行けるなら』という題でリスナーからメールを募集していたのだが、今の私なら高校時代に戻り、委員長である私自らゲリラライブをやりたいと答えるだろう(笑)。

 

 本編全体を観て感じたのは、唯たち軽音部員の、旅やその中の紆余曲折を経て成長していく姿や、その姿から見えてくる眩しさが随所にちりばめられているということである。これは別に映画版に限らずともTV版や原作にも言えることではあるのだが、特に映画版の場合、その眩しさが舞台であるロンドンの風情と相まってより強烈に感じられる。特にライブハウスの川上さんからイベントへの出演を打診され、それを受諾するメールを皆で(未来に向かって)送信するシーン辺りから先はずっとその眩しい光が惜しみなく放たれ続け、本当に息つく暇がなかった。
 全てが終わって場内の照明が点灯した直後、何とも言えぬ気だるさが全身を襲ったが、それはなぜか心地よかった。

 

 

 今日はここまで。明日もう一度観に行くつもりなので、次回は「複数回の鑑賞によって新たに気づいたこと」というテーマで書こうと思う。

 

     
二度目の鑑賞の際に渡されたポスカ唯Ver.の裏と表

 



01/Jan/2012
投稿者:松田"Cozy"七瀬(管理者)

 

 気がついたら年が明けていたという具合なので今ひとつ実感に乏しいが、それでも年が明けた。……ということで皆様、あけましておめでとうございます。
 相変わらず新しいモノの何もないサイトですが、今年もどうかよろしくお願い申し上げます。

 今回は取り急ぎ(?)挨拶まで。
 先月の16日と28日に『映画けいおん!』を観て来たので、明日以降にそのレポを載せようと思います。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

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